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WWDC 2016に参加してきました(準備編)

お久しぶりです。iOSエンジニアのかっくん(@fromkk)です。
この度WWDCに当選し、アメリカのサンフランシスコまで行ってきましたのでブログにまとめておきます。

WWDCで発表された内容などは既に様々な人やメディアがまとめているかと思いますので、ストリーミングでは得られない情報やサンフランシスコの雰囲気等をお伝え出来ればと思います。

WWDCとは

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改めてですがWWDCとはThe Apple Worldwide Developers Conferenceの略でAppleが毎年アメリカのサンフランシスコで開催している開発者向けのカンファレンスです。
今回は5000〜7000人ぐらいの参加者が抽選によって選ばれました。 参加費は$1599です(日本円で¥177,800。2016/4/23時点)。
初日はBill GrahamでKeynoteと呼ばれる新機能の発表があります。一般的にはこのKeynoteがメインイベントです。
その後Platforms State of the Unionと呼ばれる少し内容を掘り下げた内容の発表があります。
そしてApple Design AwardsというAppleがデザインが素晴らしいと認めたアプリの表彰があります。
2日目〜5日目はMoscone WestでSessionとLabが開かれます。
各新機能の詳細の発表やAppleのエンジニアによる技術サポートが行われます。
Sessionで聞いた事で疑問に思った事や常に問題だと思っていた事を聞きに行くと解決の力添えをしてくれます。

開催場所

開催場所はアメリカの西海岸のサンフランシスコです。近くにシリコンバレーと呼ばれる地域がありAppleGoogleFacebookの本社があります。
この時期のサンフランシスコは日本に比べると少し涼しいです。
ただ、昼間晴天だと凄く暑くなり、昼と夜の気温差がとても激しくなります。
晴れの日に外を出歩く場合はTシャツのみぐらいの薄着でも良いですが、遅くなってしまった場合の為に羽織れるものを持ち歩いておく事をおすすめします。
Keynoteの為に夜遅くから並ぶ人は結構寒いので防寒対策が必要です。ヒートテックの着用や重ね着をして風邪をひかない様に気をつけましょう。
WWDCの会場は気温が安定していますがクーラーが入っており少し涼しいのでジャケット着用ぐらいでちょうどいいです。

サンフランシスコの治安

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正直言ってサンフランシスコは全体的に見るとあまり治安は良くない様に感じました。街中は少し臭いですし、ホームレスも多いです。特にテンダーロインという地域は治安が悪く夜の雰囲気はかなり怖いです。夜1人で出歩く事はなるべく避けましょう。(窓に柵が設置されている建物が多い地域は特に治安が悪いらしいです。)但し、昼間は音楽が鳴り響いたりと明るい雰囲気の場所も多いです!予め危険な地域がどこなのかを調査し、安全な地域のホテルを確保する様にしましょう。今回は特にトラブルはありませんでしたが、用心するに越した事はありません。


WWDC開催発表

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2016/4/19にAppleから6/13〜17にWWDCを開くよと告知がありました。 弊社のiOSチームでダメ元でお願いしてみたところ、当選したら行ってもいいよとの御達しがあり開発者登録していた4人で応募しました。

当選

2016/4/23(土)の朝、突然決済完了のメールが届きました。

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金額の大きさに一瞬頭が真っ白になりましたが、次に思ったのが「パスポート取らなきゃ!」という事でした。
また、それ以外にも会社の人に報告をしたり家族にも伝える等とてんやわんやな休日を送りました。

結局会社で当選したのは僕一人だったので、全てを自分で済ませなきゃいけないことに絶望したのを覚えています(笑)

飛行機・ホテル

まずサンフランシスコに行き泊まる所が無いと話にならないのでCTOのアマドさんに相談してExpediaで一緒にホテルと飛行機を確保しました。
予約する場所によってはパスポート番号が必要な場合もありますので名前だけの登録で大丈夫なExpediaがおすすめです。

内容は以下の通りです。  

  • 2016/6/11 17時ごろ(日本時間)に日本を出発し、6/11 11時ごろ(サンフランシスコ時間)にサンフランシスコに到着するUnited航空の飛行機(約9時間半)
  • 2016/6/11 〜 6/18まで(サンフランシスコ時間で合計7泊)宿泊するHotel Whitcomb
  • 2016/6/18 11時ごろ(サンフランシスコ時間)を出発し6/19 15時ごろ(日本時間)に到着する飛行機(約10時間)

日本との時差が-16時間あるので頭がこんがらがりますが、 出発する日は土曜日が2回来るなんとも奇妙な感覚に陥りました。(帰国時は休日がほぼ無いので損した気分になりますが。。)
また、僕はシャトルバスも予約したのですが、特にシャトルバスは無くても良い様な気がします。
いずれBart等の電車に乗ることになると思うので早めに慣れておく方がいいかと思います。

パスポート・ESTA

僕は海外旅行すらほぼ初めて(高校生の修学旅行でシンガポール・マレーシアに行った事がある程度)でパスポートも期限が切れてしまっていたのでパスポートを取得しました。
必要なものは戸籍謄(妙)本と証明写真と本人確認書類(免許証等)です。謄本と妙本とややこしいですがどちらでも良さそうです。住民票の住所と申請する場所が違う場合には住民票の写しが必要です。
詳細は初めて申請する方|東京都生活文化局を確認して下さい。

キャリーバッグ

前述した通り僕はあまり長期の旅行に行った事が無いのでキャリーバッグがありませんでした。
なので今回新しいものを購入しました。サイズは60L入る程度の大きさです。
一般的に見ると1週間海外に行くにしては少なめですが、家にこれ以上のものが存在するのは邪魔なので少しサイズは抑えました。
この辺りは荷物や買うお土産の量と相談してみて下さい。(帰りの荷物がパンパンになりましたがなんとか収まりました。)

その他注意点

電化製品

僕が持っていく電化製品は全てサンフランシスコでそのまま利用出来るものだったので変圧器等は購入しませんでしたし実際そのままで利用出来ました。(iPhone,Mac,デジカメ,モバイルバッテリー)

機内に持ち込めないもの

液体のものは飛行機の手荷物に持ち込めないので注意して下さい。(出国審査を通れば自販機や売店もあるので飲料水が必要ならそこで買うのがおすすめです。但し、機内でも定期的に飲み物の提供がありますので買わなくても特に困らないかと思います。)

インターネット

Wifi用のモバイルルーターのレンタルはSoftbankの人は必要無いかもしれません(使えなかったという人もいました。最新の端末ならOKということでしょうか)。アメリカ放題というサービスで日本の契約内容そのままで利用出来るので今回凄く助かりました。(2016/06/14現在)(Wi-hoも借りましたがT-Mobileの電波のエリアがあまり整っていないのか利用する事はほぼありませんでした。)

勉強会

普段はよほど興味のあるもので無いと行かなかった勉強会ですが、WWDCに参加する知り合いを少しでも増やしたかったのでなるべく積極的に行く様にしました。僕はakiba.swiftとshibuya.swiftでWWDCに参加する数人の知り合いを作る事が出来ました。
特にakiba.swiftではWWDCに行く人同士のFacebookグループに入れてもらう事が出来、仲間がたくさんいることを知ってひたすら安心しました。

長くなりましたが準備編は以上です。
出発〜前日まで編に続きます。


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