こんにちは、iOSエンジニアのちぎらです。
この度 try! Swift 2018 Tokyo で登壇をして参りました。併せて、3日目のワークショップとアフターイベントにも参加をしてきました。
登壇まで
CfP(Call for papers)を提出したのち、「Backup LT」に選考されました。つまり、LT登壇者の方々に欠員が出た場合に登壇する役割です。いつ発表するのか分からないというのはドキドキものですね。資料は他の方と同じように、同時翻訳の為に話す内容をあらかじめ決め、2月の中旬に一度提出したりという作業を行っていました。
最終的にはLT登壇者として登壇させていただく事となりまして、皆様の目の前に現れる運びとなりました。
登壇
Fammに含まれる顔をデカくする機能の実装に関して、「VisionとCoreGraphicsで顔をデカくする」というタイトルで登壇をさせていただきました。使用したスライドはこちらです。
登壇資料の中ではアフィン変換の為だけにCoreGraphicsを使用していましたが、実際に顔領域を加工した画像を生成するには更に幾つかの処理が必要になります。CGPointの配列からCGPathを作成し、顔の領域だけを切り取る為のマスク画像を作成したりなどです。その辺りの処理もすべてCoreGraphicsを活用し、バックグラウンドスレッドでオフスクリーンレンダリングを行っています。
懇親会でもたくさんの方とお話をすることができました。他の方々も仰っている事ですが、「おもしろかった」と一言お声かけいただくと、とてもとても元気が出ます。少しでも登壇者の発表をおもしろいと思ったら普段からどんどんその気持ちを伝えるようにしましょう。
Open Source Swift Workshop
ここからは3日目以降のお話です。去年の try! Swift 3日目はハッカソンでしたが、今年は様々なテーマのワークショップが開催されました。僕はSwiftにコントリビュートする為のワークショップ Open Source Swift Workshop に参加してきました。
こちらのワークショップでは報告されている課題から目当てのものを見つける方法などを学びました。検索窓に labels = StarterBug
と入力すると初心者向けのバグが抽出できる優しい世界です。ここでは多くの方とお話をする事ができましたし、Swiftにより深く関わるよいきっかけになりました。Readmeに従って進めればビルド時間を含めて2時間余りで環境は構築できましたし、c++に触れてdriver.cppからSwiftの処理を眺めるという楽しい日々を送れるようになりました。
try! Swift Tokyo 2018 After talks
今年も開催されたアフターイベントです。今年は立派な特設ページが作られていました。Day1、Day2と2日連続で開催され、その両日に参加してきました。
こちらの勉強会ではCfPとして提出された、try! Swift のLTと遜色ない発表を聞くことができます。イベント後半の懇親会でも発表者の方とお話をしやすい環境が整えられていて、とてもよいですね。来年も開催されるのでしょうか。try! Swift 本線と同時に要チェックです。
来年も楽しみです
ここに書いた以外にも、try! Swift 開催前のプレイベントや、関連するイベントがたくさんあります。(ここには書けませんでしたが、参加をした他の関連イベントもよいイベントでした。)色々な方と交流をするとても良い機会ですので、引き続きチェックしていきたいですね。
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