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2016年と2017年のWWDCの違い #wwdc2017

WWDC 2017の帰りの飛行機✈️から失礼します。iOSチームのかっくん(@fromkk)です。
昨年の2016年もWWDCに参加させて頂いたので二度参加して分かった昨年との違いを書いてみたいと思います。

※あくまでも個人の主観的な意見である事をご了承下さい🙇🏻

開催日・開催場所の発表タイミング

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2016年はWWDCの開催日の通知と申込受付が4/19で同時だったんですね。
そして4/23には随時当選者が発表されていきました。
2017年は2/16に開始日と開催場所の通知を行いました。
かなり早いですね。そして、3/28に申込受付を開始し、4/1から順次当選者発表を行いました。

開催場所

2016年はSan FransiscoのKeynoteはBill Graham Civic Auditorium、セッション/ラボはMoscone Westで開催されました。
2017年はMoscone Centerが工事中の為、San JoseのMcEnery Convention Centerで開催されました。 同じカリフォルニア州なのに雰囲気や気候もかなり違いました。
具体的にいうと2016年のKeynote/Bash会場のBill Graham Civic Auditoriumはテンダーロインと呼ばれる危険な地域に近く、周辺の夜はかなり異様な雰囲気に包まれていました。
San Joseは高いビル等の建物も少なく、空が広く解放的なイメージがあります。流石に夜一人で歩いていると少し怖いですが、それでもSan Fransiscoに比べると随分とマシな印象です。

ノベルティ

2016年と大きく違う物の一つがノベルティですね。2016年はそれまでのジャケットをそのまま進化させた様なシンプルなジャージジャケットでした。

2017年はなんとLEVI'Sの黒のジャケットでした。更に、Appleに関連するロゴを集めたピンバッチが配布されました。
このピンバッチは毎日1〜2つぐらいずつがランダムに配布され、後に争奪戦が行われる程人気コンテンツとなりました。
セッションを観ている間にFacebookグループで「xxxでyyyのピンバッチが配布されています」という投稿を見ると居ても立っても居られなくなりました。
このピンバッチは後にiOS 11 betaのMessage.appに同梱されているステッカーだという事が分かりました。

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Keynote

2016年は本当に開発者向けの発表でした。 簡単に振り返ると、

  • UserNotification
  • SiriKit
  • Message.appの高機能化

の発表と基本的にソフトウェアの発表を重視していました。 一方、2017年は

とハードウェアの新発表がありました。 エンジニアにとってはiMac ProやiPad Proの発表やiMac/Macbook Proのアップデートは嬉しい物なので、WWDCで発表されてもそこまで違和感は無いですが、HomePodは完全に新ジャンルの製品でした。
昨年は本当にハードウェアの発表が無かったので、今年も無いものかと半分諦めていたんですが、想像以上に多くの製品が発表されたので驚くと同時に、その場を生で体験出来て嬉しかったです。

また、

  • CoreML/Vision
  • DepthAPI
  • ARKit/VRKit
  • CoreNFC

といったこれまで望まれていたAPIが解放されたり、想像以上のクオリティの機能が提供されたりとエンジニアにとっても嬉しい物が多かった様に思います。

セッション/ラボ

基本的には2016年とほぼ同じなのですが、2017年はCoreML/ARKit/VRKit等の新しい技術が解放されたのでそちらのセッションやラボが多かったです。
また、今年は会場に庭の様なスペースがあり、解放的な気分になれやすい印象がありました。
結構屋外で過ごしている人が多かったですね。

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Bash

2016年はKeynoteが開催された会場のBill Graham Civic AuditoriumでBashが開催されました。屋内だったのでなんとなくクラブに近い雰囲気でした。
2017年は会場の近くの屋外で開催されました。
玉入れの様な遊びをしている人がいたり、純粋に音楽を楽しんでいる人がいたり、異様にテンションの高いグループがいたりとお祭りの様な雰囲気で良かったです。

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まとめ

1年開催年が違うだけでかなり大きな違いがありましたね。これもWWDCに飽きさせず、また来たいと思わせる魅力の一つかもしれません。
世界中のApple製品に関わるエンジニアが一堂に会する機会はなかなか無いので2年連続で凄く貴重な体験をさせて頂きました。
会社には勿論ですが、一緒にご飯を食べたり、買い物に行ったり、共に助け合ったりと、たくさん良くして頂いた日本から参加した同志の皆さんに感謝しています。本当に有り難うございました🙇

追記

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