サーバーサイドエンジニアの鈴木です。API サーバーの CI として Circle CI が利用されており、最近 Circle CI CLI を使う機会があったので得られた知見をいくつかの共有します。
Circle CLI をインストールする
下記のコマンドを実行することで Circle CI CLI がインストールされ、circleci コマンドが利用できるようになります。このインストール方法は公式のドキュメントに記載されているものです。
curl -o /usr/local/bin/circleci https://circle-downloads.s3.amazonaws.com/releases/build_agent_wrapper/circleci && chmod +x /usr/local/bin/circleci
config.yml の文法が正しいか確認する
 circleci config validate コマンドを実行すると、.circleci/config.yml の文法が正しいかどうかの検証を行ってくれます。YAML ファイルとしての文法だけでなく、Circle CI が要求する仕様を満たしているかも検証されます。デフォルトでは .circleci/config.yml が対象ですが、  -c オプションに続いてパスを指定することで任意の位置のファイルを検証することができます。
ローカルでビルドを実行する
circleci build コマンドを実行すると、ローカルでビルドが実行されます。デフォルトではジョブ名が build のジョブが実行されます。--build オプションを使うことで任意のジョブを実行することができます。また、このコマンドでも -c オプションを使うことで利用する config.yml を指定することができます。
ローカルのディレクトリを Circle CI のコンテナにマウントする
circleci build コマンドの -v オプションを使うとローカルの任意のディレクトリを Circle CI のコンテナにマウントすることができます。これにより、ローカルに置いてあるファイルやディレクトリをテストを実行中に参照できるようになります。どのディレクトリをどこにマウントするかを : で区切って指定します。下記の例では、ローカルの  /Users/timers/workspace/something を Circle CI コンテナ内の /home/circleci/project/something にマウントします。
例
circleci build -v /Users/timers/workspace/something:/home/circleci/project/something
環境変数を指定する
circleci build コマンドの -e オプションを使うと、ビルド中に利用する環境変数を指定することができます。
例
circleci build -e SOMEENV="TIMERS"
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