Timers Tech Blog

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たぶん日本最速!ProductCon Online 2020参加レポート #ProductCon

Timers PMのsuzukenです!

Timersではリモートワークも半年以上が経過し、1歩も家から出ずに終わる日もすっかり慣れてしまいました。

そして今年は、オンラインで家から気軽に参加出来る勉強会・イベントの機会が非常に増えました。

そんな中2020年12月17日に「ProductCon Online 2020」という海外のプロダクトマネージャー向けカンファレンスが開催されていたので、参加レポートを書いてみようと思います。

12/22時点で「ProductCon」でググって日本語記事が全然ヒットしなかったので、恐らく日本最速まとめ記事だと思います!

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目次

ProductCon Online 2020とは

ProductCon Online 2020」は、Product Schoolという2014年に設立されたアメリカのプロダクトマネージャー資格認定スクールが主催する、プロダクトマネージャー向けカンファレンスです。

2020年のProductConは、サンフランシスコ・ロサンゼルス・ニューヨーク・シアトル・ロンドンと今回suzukenが参加したオンラインの計6回が開催されたそうです。

登壇者はグローバル有名IT企業のPMの方々で、今回参加した「ProductCon Online 2020」は以下のような面々でした。

  • YouTubeのHead of Product
  • Disney+のVP of Product
  • Amazon AlexaのHead of Product
  • WazeのCPO
  • HeapのCEO
  • FacebookのVP of Product
  • AtlassianのVP of Product

非常に豪華な顔ぶれですね!

ちなみに参加も非常に簡単で、Eventbriteで無料チケット発行をポチッとするだけでした。無料バンザイ!

ただしこのイベント、ネックなところもあります。

  • 全ての情報と登壇は英語(日本人のこととかまったく考慮されてない)
  • イベント開催時間が日本時間深夜2〜6時(米国時間だと朝9〜12時)
  • イベントURLはイベント開始20分前に送ると事前連絡ありつつ、届いたの6分前(これが真のアメリカ時間というものか)

ただ、海外の有名人気企業のカンファレンスが無料で自宅で参加できるのは良いことですね!ボーダーレスバンザイ!

各登壇情報の資料と解説

そして参加後にわかったことなのですが、今回のカンファレンスイベント、別にリアルタイム視聴でなくても全編Youtubeにアップロードされておりました...

なので詳しくは以下の動画を視聴してもらうのがよいと思いますが、suzukenも拙い英語スキルでリアタイ視聴したのでせっかくなのでまとめ記事を書いていきます。

(間違ってる解説があれば、suzukenのTwitterにぜひご指摘くださいませ)

www.youtube.com

Building for the Next Billion Users - YouTube

www2.slideshare.net

  • YouTubeをインド・ブラジル・ナイジェリアなどの新興国向けに展開している方のお話
  • YouTubeで次の10億人のユーザー獲得のためにやることの判断軸は、途方もなく多岐に渡る
  • そんな中で、自分の判断軸が何なのかを理解しておくことと、その判断軸をメンバーに共有しておくことは大事
  • また新たに知ったことに対してオープンに耳を傾けられるよう、余白を持っておくことも大事

What Matters? Build the Right Thing, For the Right People, at the Right Time - Disney+

登壇スライドはナシ

  • 起業→MySpaceVevoFacebook→Live Nation→ゴールドマンサックス→Disney+という転職遍歴の方
  • プロダクトマネージャーのやることは、適切なタイミングで、適切な人々に、適切なモノをつくること(そりゃそうだ!)
  • そのために必要なことは以下の3つ
    • プロダクトを牽引するための整合性のあるミッション、ビジョン、ロードマップを策定する
    • 解決策の視点とチャンスを提供してくれる、チームメンバーに協力を求める
    • チームに効果的に活動してもらうために、目標を一致させる
  • また会社のライフサイクルによっても、取るべき戦略が変わるので、自分たちがいるステージで適応できるように見定める
  • 会社はあなたの成功をずっと待ってくれるわけではないので、早めに頻繁にインパクトを残すための活動をとろう

Product-Market Fit in a Nascent or Emerging Area - Amazon Alexa

www2.slideshare.net

  • マイクロソフトZynga→Expedia→Amazon Alexaという転職遍歴の方
  • 顧客の課題に対して解決策の仮説をもち、仮説が正しいか検証を進めていくことが大事という話
  • ユーザーの利用ログ、ユーザーフォーラム、ユーザーレビュー、セールスチームからのヒアリングなど、検証方法は様々
  • 長期的なビジョンを持ち、ビジネスアウトカムのある成果指標を追うことが大事
    • クリック数を上げる、などの近視眼的な成果目標設定はしない
    • またその施策成果が一時的なものでしかないのか、副作用なく長期的に維持できる施策なのかも見定める

HOSKR: A better-than-OKR framework for your feature - Waze

www.slideshare.net

  • OKRをより進化させた、HOSKR = Hypothesis Objective Signal Key Resultがオススメ
  • サービスの結果が何に影響があるかのモデルを構築する場合は、KPIツリーではなく、KPIの好循環図を作ると良い
  • 上記以外にも色々言ってたのですが、私の英語力ではあまり理解できず見送りとしました...

What is a Product Insight? And How Do You Get More of Them? - Heap

www2.slideshare.net

  • HeapのCEOいわく、世の中の多くの企業はデータを持っているだけで、データを使って良い意思決定が出来ていない
  • ユーザーが何を思ってサービスを利用しているのかを見誤らないことが大事
  • 仮説を立てて、小さな変化を繰り返し、その変化が市場にどのように適応するかを見ることが、プロダクトの洞察力をつけることに繋がる
  • 余談として、YouTubeは元々出会い系サービスからスタートしたが出会いとは関係ない動画投稿機能が盛り上がり今に至る、という話はタメになりました(説明記事)

Build for Billions: Bringing an Inclusive Lens to Product Design - Google

登壇スライドはナシ

  • Googlegが考える、プロダクトと世界的多様性との向き合い方の話
  • 大多数のユーザーは、プロダクトとマーケティングの両方に多様性が反映されていることを望んでいる
  • 事例紹介としてスマホカメラ(多分Google Pixelのカメラ?)で、照明条件に関係なくすべての人が正確に写っていることを目指した
    • 肌色が美しく見えるというのは、プロジェクトメンバーが考えた次元の1つでしかない
  • プロダクトは1つのチームで出来上がるものではなく、会社全員が利害関係を持って全体的にカスケードさせる必要がある

PM Careers: The Skills it Takes to Become a Director, VP, or CPO - Facebook

www2.slideshare.net

  • 役職という肩書には意味はなく、企業ステージによって同じ役職名でも求められる役割は全く変わる
  • 後期の巨大IT企業では、Director、VP、CPOの違いは以下4つの分野で求められるスキルが異なる
    • プロダクトスコープ
      • Director:1サービスを管理
      • VP→一連のサービスを管理
      • CPO→会社の全サービスを管理
    • 信用と協働
      • Director→自分のチームと信頼関係を築く
      • VP→プロダクトリーダーと信頼関係を築く
      • CPO→会社の各役員と信頼関係を築く
    • チーム
    • 戦略
      • Director→担当サービスの中長期を計画
      • VP→一連サービスの一貫性を計画
      • CPO→会社のビジョンを計画

Start a Movement - How to Create and Lead Transformational Change - Atlassian

www2.slideshare.net

  • 変化を通じてチームをリードしていくことは、プロダクトマネージャーにとって重要なスキル
  • Atlassianは当時オンプレ向けソフト販売に力を入れていたが、1億MAUという長期目標のためにクラウド化に注力していった際のエピソード
  • PMの仕事に必要な素養
    • 共感と愛をもって、目標到達後の世界を説明し、共通の目的へと導くこと
    • チームを混乱させない程度の適切なスピードで変化をさせていく
    • 妄信的に競合サービスのコピーをせず、自分自身で納得できる優位性ある差別化要素を取り入れる
    • 大きな変化の際に、従来の戦略や計画や評価軸が変わっても仕方ないと理解しておく
    • 現在の常識は、進んでいく未来では常識でなくなっている場合がある、現状打破が真の成功を掴む
    • 正しく動くことよりも、事実から正しい学びを得ることを大事にする

最後に一言

日本のPMイベントでは具体的な施策事例紹介が人気あるイメージで、海外のPMの話は体系やマインド面の紹介が多い印象を改めて受けました。

また海外カンファレンスの視聴時は、Otter.ai + virtual audio cableの組み合わせでの自動文字起こしが神がかり的に役立ちました。

あと翻訳についてはDeepLがかなーり自然な翻訳をしてくれたのも助かりました。

ちなみに過去のProductConの登壇動画は、以下のYouTubeチャンネルにまとまってましたので、ご興味あるかたはどうぞ!

www.youtube.com

私は2020年分の全英語力を使い切りました...

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