はじめまして、TimersのiOSエンジニアの村本です。 この記事は、テクノロジーからは離れますが、先日発売されたApple TVについて紹介したいと思います。
Apple TVってなによ
「TV」と言っときながらテレビではありません。Apple TVを簡単に説明するとこんな感じです。 Apple TVとは、DVDのはいらないDVDプレイヤー。 Apple TVは自宅のテレビとつないで、メディアを再生するデバイスです。
Apple TVの機能
新しくなったApple TVで特筆すべきは、AppStoreとSiriについてです。 世界中のiOSエンジニアにとって新しい市場(AppStore)が開かれることはいかに素晴らしいかについては、改めてまとめるとして、今回は、Apple TVの実際の使用感をしっかりお伝えしようと思います。
インタフェースの向上
まず、リモコンがBluetoothになったことにより向きをテレビに向ける必要がなくなりました。 かれこれ十数年続いているであろう、リモコンをテレビに向ける動作はようやく途絶えることになりそうです。
ジェスチャーを認識
新しいApple TVになってユーザーインタフェースは劇的に向上しました。これはiOSをベースに開発されたtvOSを搭載したことに起因するものです。 tvOSは、iOSのジェスチャーレコグナイザーをしっかりと継承し、インタラクティブにジェスチャーを認識します。 スワイプにより、項目を高速に移動できるようになったことは、昔のApple TVからの大きな飛躍と言えます。 デフォルトでは、移動の速度が【中】に設定されているので、設定を「高速」に変更すればさらに素早い動作が可能です。
Siriによる音声検索
Siriの音声検索については、ぜひ一度体験していただきたいの一言です。映画のタイトルはもちろん。次の項目からも映画を検索することが可能です。
- タイトル(アナと雪の女王を「アナ雪」と略しても検索結果が出た時は驚きました。)
- ジャンル
- 出演人物(松たか子でアナ雪出てきました。)
- 公開時期(2002年の映画とSiriにお願いするとマイノリティリポートなどが表示されました。)
残念なことに、AppStoreでアプリを検索をするのには、向いていないようです。 画面内に表示されている項目をSiriにお願いすると、その詳細を表示してくれるようですが、AppStore全体からAppを探すようなことは今はできないようです。
リモコンにボリュームボタンを追加
リモコンには、ボリュームボタンが搭載されました。
今までテレビのリモコンとApple TVのリモコンを併用して使っていましたが、新しいApple TVでは、Apple TVのリモコンだけで完結します。 他にもこんな機能が
- ホームボタンを長押しでテレビの電源をオフにできます。
- テレビの電源がオフの時、Apple TVのホームボタンを押すと電源をオンにできます。
また、リモコンには、ジャイロセンサーと加速度センサーが追加されています。つまり、Wiiのようなリモコンを傾けて遊ぶゲームが登場するのも時間の問題です。
私は、3年ほど前からApple TVを使っていますが、今回のリニューアルにより快適なリビング生活を送るには、十分な機能が追加されたと感じています。 AppStoreに次々と出てくるのを見ていると世界中のエンジニアからも関心度の高さを伺うことができます。 Timersでも是非、この素晴らしいデバイスを用いて、新しいユーザー体験を提供していきたいと考えています!
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