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チーム開発の成功に大切なこと

こんにちは、サーバエンジニアのひっしーです。

この7月でTimersに入社して1年の自分が、この度プロジェクトマネージャ(PM)にチャレンジします。当然、強制ではなく自身の希望で、プロダクト開発に関わる様々な経験を積んでみたいという気持ちからです。そしてそれをGoしてくれる会社、なんて柔軟なんだ…ありがとうございます。

というわけで今回、エンジニアからPMまで経験する私がチーム開発について書いてみます。

  • Timersのプロジェクトチーム体制
  • 1年かけて学んだ、成功のために大切なこと
    • ポジティブ
    • 日々の会話
    • 自責

Timersのプロジェクトチーム体制

Timersでは、プロジェクトを推進するにあたり各プラットフォームからメンバーが集まりチームを組織します。

  • プロジェクトマネージャ(PM)
  • デザイナー
  • Androidエンジニア
  • iOSエンジニア
  • サーバエンジニア

基本的に各プラットフォームから1名が集まり、プロジェクトの規模によって数週間から数ヶ月のチーム開発を行います。

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1年かけて学んだ、成功のために大切なこと

このチーム体制で1年開発を経験した私が、チーム開発成功のポイントをあげてみます。

留意点として、ここでいう成功とは、 また同じチームで開発したいとメンバー全員が思えること です。 以下の例でいうと、 前者であるための重要な要素 と理解してください。

  • リリース前後でバタバタして多少バグが出たけど、またこのチームで開発をしたい!
  • 全てきっちりうまくいったけど、このチームでの開発はしばらく勘弁…

※例は少々極端です。しかしながらやはり、また同じチームでやりたいと思うチームは、品質良くプロジェクトを完遂しています。

さて、ここから詳細です。自分のチームはどうだろうか?と照らし合わせつつ読んでいただけると嬉しいです。

  • ポジティブ
  • 日々の会話
  • 自責

ポジティブ

チーム内で議論する際、以下のような2つの意見があったとしましょう。

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後者!あからさまにポジティブ ですよね。実際いるんですよ、TimersのPMに。あーー恐ろしい。

そう、こんなチームは恐ろしく雰囲気が良い んです。周囲からも楽しそうだという声が上がります。そんなチームの開発は生産的で、私も常々発言はポジティブ、バグは伸びしろと言うように心がけています。ただし自分のバグはバグと言います。すみません。

これは参考ですが、会議におけるポジティブ:ネガティブな言動が3:1を超えた時に、初めてチームのパフォーマンスは向上するという研究もあります。ポジティブはチーム開発成功の重要な要素です。

ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則/バーバラ・フレドリクソン」 (少々ポジティブに偏ってるかも)

日々の会話

冒頭でも説明した通り、Timersのチームは各プラットフォームのメンバーが1人ずつ集まって組織されます。

もしそんなチームに日々の会話がなければ相互理解は進みません。そんな状態では会議の場でも、相手の背景を理解しないネガティブ発言が現れたり、前述のポジティブ発言も「何か言っているなぁ」で終わってしまうことに繋がります。

よく喋れば、事故は起きないのです。 相手の背景を理解すれば、自ずと会議もポジティブになります。気心の知れた仲間と楽しくやりたいのです。いかに気軽に日常会話を生み出せるかが、チーム開発の成功に大きく関わると考えます。私もしょっちゅうメンバーと喋るようにしています。

その点で、Timersでは「チームランチ制度」を設けており、会社のメンバーとランチに行くとランチ補助が出ます。まさにチーム開発成功のための、良い制度だと改めて思います。今日もランチが楽しく美味しいです。

自責

最後はプロジェクト終了時の振り返りの姿勢です。ここ少しボリューミーです。 当然良いところは積極的に認め合いましょう。ナイスを声に出しましょう。

そして 反省点の責をどこに求めるか が非常に重要です。 私は 自責こそ成功の秘訣 と考えています。例を見てみましょう。

PMの定義した仕様に抜け漏れがあった!の振り返り

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実際、ありそうですよね。どうしたってこういうことって起きてしまうものです。 パターン1なんてとても自然です。エンジニアがバグを出したケースも、それぞれ読み替えてみてください。

次に同じことを起こさず、より良いモノヅクリをできるようになること が、振り返りで反省点をあげる目的です。 上記、パターン1が他責、パターン2が自責ですね。それぞれの目的達成のためのアクションを考えてみます。

他責アプローチ

 他者に改善を求めるので、発言者は本当に改善しているかを追いかける必要があります。つまり、振り返りの目的達成のため、別プロジェクトでやっているメンバーの行動を追いかけ、都度フィードバックしなければなりません。あぁ、考えただけでも大変です。とてもプロジェクトをやりながら目的達成できる気がしません。

自責アプローチ

 発言者は自分の行動を改善していく必要があります。もちろん最初は、反省し考えることが多く大変かもしれませんが、ウォッチするのは自分だけです。そしてプロジェクトを繰り返すたびに、より良い1メンバーになって行くことは自明でしょう。人として成長できるのも間違いなしです。

これは振り返りの目的達成のコスト観点だけでなく、チーム開発の成功、 同じメンバーでまた開発したいか にも関わります。自責で反省できる人は一緒に仕事していて気持ちがよく、やはり次また一緒に…!と思いませんか?私は強く、そう思います。

まとめ

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みなさん、いかがでしたか?今回はTech Blogでありながら、チーム開発におけるTipをまとめてみました。社会的にも不確実性へのチャレンジが求められる昨今、自律したチームを作るため、ますますチーム開発の成功は会社として重要になると確信しています。

これからPMにチャレンジする私ですが、エンジニアとして1年かけて学んだ大切なことをコアに、 ポジティブにメンバーとの日々の会話を育み、自責の念を持って モノヅクリに取り組んでいきます。

一人でも多くの人に、良いモノヅクリのため、良いチームヅクリも大切だ!と感じていただけたなら幸甚です。

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